遠藤?吉田ゼミ合同で花巻の和同産業㈱本社?工場（日本一の除雪機メーカーで日本初のロボット草刈機、電動木材運搬機等も開発販売）をフィールドワークしました。
授業関係
6月18日(火) 遠藤元治非常勤講師ゼミ（専門演習Ⅱ?4年生）と吉田哲朗教授ゼミ（専門演習Ⅰ?３年生）が合同で本学のすぐ傍の和同産業㈱にフィールドワーク（FW）を実施しました（写真１ 集合写真）。
和同産業㈱の設立は1941年５月で創立83年の地元企業です。従業員は234名。花巻を代表する製造業のひとつです。事業内容は、除雪機?草刈機?農業機械等の開発?設計?製造?販売の全てを自社で行っている岩手でも数少ない完成機メーカーです。その社是は、「我が社の商品が社会に貢献する事を使命とし、縁ある人々の幸福を実現する。」です。顧客の声を形にする「地域に根差した」商品開発で除雪機、草刈機、乗用草刈機、融雪剤散布機等を生産しています。除雪機は国内生産台数の約70％はWADOが生産（含む委託生産/OEM商品）しています。まさに雪国花巻に根差す地元商品です。開発品メーカーとしても、国内初！花巻生まれのイノベーションとしてロボット草刈機【KRONOS】を2018年からに販売しています。新製品としては、防災?アウトドア需要に安心安全の日本製ということでWADOインバーター発電機を、また人が森林に集まるきっかけにということで花巻地元の小友木材店との共同開発で電動木材運搬車【山猫】があります。【KRONOS】と【山猫】のデモ運転についてはHP（URLはここから）で報じた通りです。
FWではまず座学で上記の様な会社概要につき、三國社長、管理部の鎌田課長、八重樫さんから説明と紹介を受けました（写真１）。続いて玄関ロビーで現物製品の説明（写真２）。次に屋外で学生数名が実際に除雪機のデモ運転を体験しました（写真３）。工場内では、組立工程、塗装工程、プレス工程、設計工程、生産管理部、商品開発部、営業部?海外事業部署等の現場を見学させていただきました（写真４，写真５）。こんな間近に製造業現場を見るのは殆どの学生は初めて、社員の方々の表情も確認でき、モノヅクリの面白味、大変さ、醍醐味を実感しました（下記の通り）。最後は再び屋外で【KRONOS】の自動運転確認と運転体験（スマホでの手動―写真６）でＦＷは終了となりました。見学を通して、開発?製造?検査?営業部門が協力して製品を作り上げている完成機メーカーの実態が理解出来ました。
学生のＦＷレスポンスカードには下記の様なものがありました。
?製造工程で組立に丁寧に向き合っている姿勢が格好いいと思った。品質改良工程でお客
様に使いやすくなるように対応する姿が素晴らしかったです。
?私たちが利用しやすいように様々な試行錯誤をしている事から和同産業は思いやりのある会社方針を目指していることがわかった。
?製造部門では役割分担がしっかり出来ていた（見たところ一人ひとりのやっていることが少しずつ違っていた）。業務への集中が出来ていて効率が良いと思った。ノルマが細かく設定されているのでモチベーションが下がりにくくなると思った。
?現場見学で出来る限りの実機の運転体験をさせていただき理解しながら聞くことがで出来ました。
?工場見学は就活学生向けの一種のインターンシップみたいでとても勉強することがありました。
?実家で除雪機を使っているがいろいろな機能があり、とても便利になっててきていると思った。改良がなされていくと更にお客様のニーズに合うものとなるのがいいと思った。
?就活ではつい休日数や給与などに注目してしまうのですが、和同産業は社員研修などで従業員に目を向けている。こういう会社はこれからも変化をどんどんしていくと思うし良くなっていくと思いました。
?語学力向上の英会話教室があって驚いた。しっかり休憩もとることが出来ていて（見学は休憩時間と重なりました。就労環境は）充実しているなと感じた。
?短時間の見学だったが従業員の方たちも仲がとても良さそうだった。和同産業は全部自分達で設計?開発?販売をしているのが強みだと思った。
?いろいろな企業を見てきた中で誕生時休日の有る所は初めてでした。
?「自然と向き合い、暮らしに寄り添う」というモットーでやっており、岩手県だからこそ（豪雪地帯の西和賀町はすぐ隣）に適している、それを実践している。非常にいいと感じた。
?除雪作業は岩手ではなくてはならないものである。それに資する製品を製造している和同産業は正に地域に貢献している会社だと思った。
写真1 会議室での座学説明 写真2 玄関ロビーでの製品説明 写真3 屋外での除雪機運転体験
写真4 工場内見学組立工程 写真5 工場内見学プレス工程 写真6 屋外での自走草刈機
【KRONOS】手動運転体験
写真6 FW集合写真
後列左から八重樫さん、鎌田課長、で4人目が三國社長
FW見学記念に野球帽“Dream WADO”をいただきました。
和同産業㈱の設立は1941年５月で創立83年の地元企業です。従業員は234名。花巻を代表する製造業のひとつです。事業内容は、除雪機?草刈機?農業機械等の開発?設計?製造?販売の全てを自社で行っている岩手でも数少ない完成機メーカーです。その社是は、「我が社の商品が社会に貢献する事を使命とし、縁ある人々の幸福を実現する。」です。顧客の声を形にする「地域に根差した」商品開発で除雪機、草刈機、乗用草刈機、融雪剤散布機等を生産しています。除雪機は国内生産台数の約70％はWADOが生産（含む委託生産/OEM商品）しています。まさに雪国花巻に根差す地元商品です。開発品メーカーとしても、国内初！花巻生まれのイノベーションとしてロボット草刈機【KRONOS】を2018年からに販売しています。新製品としては、防災?アウトドア需要に安心安全の日本製ということでWADOインバーター発電機を、また人が森林に集まるきっかけにということで花巻地元の小友木材店との共同開発で電動木材運搬車【山猫】があります。【KRONOS】と【山猫】のデモ運転についてはHP（URLはここから）で報じた通りです。
FWではまず座学で上記の様な会社概要につき、三國社長、管理部の鎌田課長、八重樫さんから説明と紹介を受けました（写真１）。続いて玄関ロビーで現物製品の説明（写真２）。次に屋外で学生数名が実際に除雪機のデモ運転を体験しました（写真３）。工場内では、組立工程、塗装工程、プレス工程、設計工程、生産管理部、商品開発部、営業部?海外事業部署等の現場を見学させていただきました（写真４，写真５）。こんな間近に製造業現場を見るのは殆どの学生は初めて、社員の方々の表情も確認でき、モノヅクリの面白味、大変さ、醍醐味を実感しました（下記の通り）。最後は再び屋外で【KRONOS】の自動運転確認と運転体験（スマホでの手動―写真６）でＦＷは終了となりました。見学を通して、開発?製造?検査?営業部門が協力して製品を作り上げている完成機メーカーの実態が理解出来ました。
学生のＦＷレスポンスカードには下記の様なものがありました。
?製造工程で組立に丁寧に向き合っている姿勢が格好いいと思った。品質改良工程でお客
様に使いやすくなるように対応する姿が素晴らしかったです。
?私たちが利用しやすいように様々な試行錯誤をしている事から和同産業は思いやりのある会社方針を目指していることがわかった。
?製造部門では役割分担がしっかり出来ていた（見たところ一人ひとりのやっていることが少しずつ違っていた）。業務への集中が出来ていて効率が良いと思った。ノルマが細かく設定されているのでモチベーションが下がりにくくなると思った。
?現場見学で出来る限りの実機の運転体験をさせていただき理解しながら聞くことがで出来ました。
?工場見学は就活学生向けの一種のインターンシップみたいでとても勉強することがありました。
?実家で除雪機を使っているがいろいろな機能があり、とても便利になっててきていると思った。改良がなされていくと更にお客様のニーズに合うものとなるのがいいと思った。
?就活ではつい休日数や給与などに注目してしまうのですが、和同産業は社員研修などで従業員に目を向けている。こういう会社はこれからも変化をどんどんしていくと思うし良くなっていくと思いました。
?語学力向上の英会話教室があって驚いた。しっかり休憩もとることが出来ていて（見学は休憩時間と重なりました。就労環境は）充実しているなと感じた。
?短時間の見学だったが従業員の方たちも仲がとても良さそうだった。和同産業は全部自分達で設計?開発?販売をしているのが強みだと思った。
?いろいろな企業を見てきた中で誕生時休日の有る所は初めてでした。
?「自然と向き合い、暮らしに寄り添う」というモットーでやっており、岩手県だからこそ（豪雪地帯の西和賀町はすぐ隣）に適している、それを実践している。非常にいいと感じた。
?除雪作業は岩手ではなくてはならないものである。それに資する製品を製造している和同産業は正に地域に貢献している会社だと思った。
写真1 会議室での座学説明 写真2 玄関ロビーでの製品説明 写真3 屋外での除雪機運転体験
写真4 工場内見学組立工程 写真5 工場内見学プレス工程 写真6 屋外での自走草刈機
【KRONOS】手動運転体験
写真6 FW集合写真
後列左から八重樫さん、鎌田課長、で4人目が三國社長
FW見学記念に野球帽“Dream WADO”をいただきました。