第6回「地域活性化論」 『花巻のまちなかの活力(リノベーション)と若手経営者の動き』が行われました
授業関係
10月24日、花巻市商工観光部労政課商業係長の新垣聡子氏、㈱上町家守舎dprtment skateshop&park代表 佐々木大地氏を講師としてお迎えし、花巻のリノベーションまちづくりとその事例であるスケートボードによる地域根ざす活動のお話をいただきました。
花巻のリノベーションまちづくりは当初は建設部都市政策課都市再生室の所管でした。新垣さんは草創期に携わった前任から引き継ぎこの事業を担当。その後所管が商工観光部労政課となり担当責任者として関わっています。講義は聴講学生に行った事前アンケート(履修登録者92名中47名が回答)結果の解説からでした。アンケートには、『高校生が求める「若者が十分に楽しめる遊びの場」を増やすために何をしますか?』、『大型商業施設があることは豊かな暮らしをする上で必須ですか?』等があり学生の認識を把握の上に行われました。新垣さんの経歴と問題意識にもとづく臨場感のある講義でした。「何をしますか?」という行動を尋ねたのに「〇〇を建設する。〇〇を増やす。〇〇をつくる」といわゆるハコモノ?施設が欲しい(他力本願)と回答した学生が半数以上でした。花巻のリノベーションまちづくりの精神はそれとは真反対です。都市のスポンジ化に対し、「ほしい暮らしは自分でつくる。」です。このスピリット/考え方に至った経緯、その内容と実績を画像資料等で分かりやすく解説をいただきました。行政の仕掛け(立地適正化計画事業の活用)と民間活力(リノベーションまちづくり)がどう連携したのか、そしてその結果、まちなかで何が発現しているかついて説得力のある講義でした。また現在、花巻市はまちなかの公共空間活用の社会実験を行っており、その紹介で講義を終了されました(最近事例での188备用网址_188体育app-官网の参画はこちらの通りです)。(写真2)
後半は㈱上町家守舎dprtment skateshop&park代表の佐々木大地さん。花巻市出身で41歳。趣味と仕事はボード(スケートもスノーも)とDIY。「挑戦が大好き」という方です。花巻のリノベーションまちづくりではマルカンデパート大食堂の復活(https://makimaki-hanamaki.com/165)が有名ですが、それを担ったのが㈱上町家守舎です。家守舎とは江戸時代に市中物件を運用管理した町方(民間事業体)に由来し、その現代版。佐々木さんは㈱上町家守舎社員としてマルカンビルの地下1階のスケートボード場とショップの事業をしています。講義は、迫力のあるYouTube映像によるスケボーの魅力、都市におけるスケートボードの価値/文化論、マイナーなスポーツですがその情報発信力の高さ、有名スポーツ用品メーカーとの連携などの紹介がありました。スケボーは単なるスポーツとしての楽しみだけではなく、旅につがる、多様な価値観に出会える、交通手段として価値あり等々、佐々木さんスケートボード愛に溢れる熱量のある講義でした。ラストは、好きなことに打ち込むことの面白さを大事にして欲しい!!是非一緒にスケートボードを楽しみませんか、と学生への勧誘で講義は終了となりました。(写真3)
講義終了後は「地域活性化論研究会」を開催し授業振り返り/情報交換/意見交換を行いました(写真5)。大学の活用、大学生と市民の相互交流で地域活性化が図る方策方法等につき討議を行いました。
学生の授業レスポンスカードには;
?花巻のリノベーションまちづくりのこれからが楽しみ。大学を卒業しても遊びに来たい。
?「やりたいこと」を見つけて行動に移すことも地域活性化につながるんだとわかった。
?不便な中でも「ほしいものは自分で作り上げる社会」にならねばと感じた。
?花巻市の可能性が広がっていることがわかった。旅するスケータによるまちづくりも見てみたい。スケボーはマイナーで知って貰うには時間がかかるが一番有効的だと私は考えた。
?スケボーの魅力は勉強になった。スケボーで旅すると気付けることがあるというがいい。
?工夫次第で都会ではできない楽しみや享受できない幸せをつくることは出来る感じた。「ほしい暮らしは自分でつくる」という言葉が刺さった。将来どこで働くか生きていくかを考える材料の一つにしたい。
?佐々木さんの生き方がとてもいい。好きな事を仕事にできていて尊敬しかない。
?スポーツからまちづくりに貢献できることを知りました。
?富士大生が地元に帰った時に、「花巻は面白いぞ」と言う様になれば県外からも若者が集まるまちになると思う。ので、大学生をターゲットにした取組や広報がもっと必要では。
?「ほしい暮らしは自分でつくる」がすごく印象的で、どこのまちでも大事と感じた。
?地域活性化は面白いというのが一番の近道、と聞いていて楽しく過ごせました。
?好きなこと、やりたいことをやり続けることで地元に貢献できること学んだ。
?好きなことを武器に事業展開できるのは強いと感じた。多くの場所へ足を運んで自分の目で確かめることが経験として大切を学んだ。そういう人に自分もなりたい。
などがありました。
写真1)新垣係長、佐々木代表、遠藤講師 写真2)授業風景 新垣係長
写真3)授業風景 佐々木代表 写真4)全体授業風景 写真5)地域活性化論研究会
花巻のリノベーションまちづくりは当初は建設部都市政策課都市再生室の所管でした。新垣さんは草創期に携わった前任から引き継ぎこの事業を担当。その後所管が商工観光部労政課となり担当責任者として関わっています。講義は聴講学生に行った事前アンケート(履修登録者92名中47名が回答)結果の解説からでした。アンケートには、『高校生が求める「若者が十分に楽しめる遊びの場」を増やすために何をしますか?』、『大型商業施設があることは豊かな暮らしをする上で必須ですか?』等があり学生の認識を把握の上に行われました。新垣さんの経歴と問題意識にもとづく臨場感のある講義でした。「何をしますか?」という行動を尋ねたのに「〇〇を建設する。〇〇を増やす。〇〇をつくる」といわゆるハコモノ?施設が欲しい(他力本願)と回答した学生が半数以上でした。花巻のリノベーションまちづくりの精神はそれとは真反対です。都市のスポンジ化に対し、「ほしい暮らしは自分でつくる。」です。このスピリット/考え方に至った経緯、その内容と実績を画像資料等で分かりやすく解説をいただきました。行政の仕掛け(立地適正化計画事業の活用)と民間活力(リノベーションまちづくり)がどう連携したのか、そしてその結果、まちなかで何が発現しているかついて説得力のある講義でした。また現在、花巻市はまちなかの公共空間活用の社会実験を行っており、その紹介で講義を終了されました(最近事例での188备用网址_188体育app-官网の参画はこちらの通りです)。(写真2)
後半は㈱上町家守舎dprtment skateshop&park代表の佐々木大地さん。花巻市出身で41歳。趣味と仕事はボード(スケートもスノーも)とDIY。「挑戦が大好き」という方です。花巻のリノベーションまちづくりではマルカンデパート大食堂の復活(https://makimaki-hanamaki.com/165)が有名ですが、それを担ったのが㈱上町家守舎です。家守舎とは江戸時代に市中物件を運用管理した町方(民間事業体)に由来し、その現代版。佐々木さんは㈱上町家守舎社員としてマルカンビルの地下1階のスケートボード場とショップの事業をしています。講義は、迫力のあるYouTube映像によるスケボーの魅力、都市におけるスケートボードの価値/文化論、マイナーなスポーツですがその情報発信力の高さ、有名スポーツ用品メーカーとの連携などの紹介がありました。スケボーは単なるスポーツとしての楽しみだけではなく、旅につがる、多様な価値観に出会える、交通手段として価値あり等々、佐々木さんスケートボード愛に溢れる熱量のある講義でした。ラストは、好きなことに打ち込むことの面白さを大事にして欲しい!!是非一緒にスケートボードを楽しみませんか、と学生への勧誘で講義は終了となりました。(写真3)
講義終了後は「地域活性化論研究会」を開催し授業振り返り/情報交換/意見交換を行いました(写真5)。大学の活用、大学生と市民の相互交流で地域活性化が図る方策方法等につき討議を行いました。
学生の授業レスポンスカードには;
?花巻のリノベーションまちづくりのこれからが楽しみ。大学を卒業しても遊びに来たい。
?「やりたいこと」を見つけて行動に移すことも地域活性化につながるんだとわかった。
?不便な中でも「ほしいものは自分で作り上げる社会」にならねばと感じた。
?花巻市の可能性が広がっていることがわかった。旅するスケータによるまちづくりも見てみたい。スケボーはマイナーで知って貰うには時間がかかるが一番有効的だと私は考えた。
?スケボーの魅力は勉強になった。スケボーで旅すると気付けることがあるというがいい。
?工夫次第で都会ではできない楽しみや享受できない幸せをつくることは出来る感じた。「ほしい暮らしは自分でつくる」という言葉が刺さった。将来どこで働くか生きていくかを考える材料の一つにしたい。
?佐々木さんの生き方がとてもいい。好きな事を仕事にできていて尊敬しかない。
?スポーツからまちづくりに貢献できることを知りました。
?富士大生が地元に帰った時に、「花巻は面白いぞ」と言う様になれば県外からも若者が集まるまちになると思う。ので、大学生をターゲットにした取組や広報がもっと必要では。
?「ほしい暮らしは自分でつくる」がすごく印象的で、どこのまちでも大事と感じた。
?地域活性化は面白いというのが一番の近道、と聞いていて楽しく過ごせました。
?好きなこと、やりたいことをやり続けることで地元に貢献できること学んだ。
?好きなことを武器に事業展開できるのは強いと感じた。多くの場所へ足を運んで自分の目で確かめることが経験として大切を学んだ。そういう人に自分もなりたい。
などがありました。
写真1)新垣係長、佐々木代表、遠藤講師 写真2)授業風景 新垣係長
写真3)授業風景 佐々木代表 写真4)全体授業風景 写真5)地域活性化論研究会