「 Dreams Come True ～ 夢を実現するワークショップ ～ 」が(社)花巻青年会議所（JC）主催により２月２４日（日）、花巻市のなはんプラザで開催された。
対象者は本学学生と花巻市内の高校生で「市街地活性化」と「産業と観光振興」をテーマにまちづくりのアイディアを出し合った。
学生達はテーマごとに７グループ（１グループ１５名ほど）に分れ、魅力あるまちづくりについて考えた。ファシリテーター（司会進行役）が意見をまとめるとイベントの企画、マスコットキャラを作る、情報発信（携帯電話他）を充実させる、ボランティア活動など若者らしいやわらかく、面白い発想が発表された。
今回のワークショップは「次代を担う若者と自分達のまちについて少しでも考え、小さな事でも行動できる環境づくりをし、実際のまちづくりに活かし、行動していきたい」という活動目的を持っており、生き生きとした学生達の表情から何らかの変化を感じとることができた。
主催のJC佐々木信行理事長は「将来を担う若者と“ふるさと”を考える良いきっかけとなった。今後も継続して参加をお願いし、活動を広げていきたい」と語った。

※ ワークショップ[workshop]とは…
本来は「工房」などを意味する語。今日では「体験型の講座」を指すことが多く、参加者同士の体験共有、意見表出、創造表現、意見集約などコミュニケーションを深める効果がある。地方自治分野では市民間の合意形成のスタイルとしても注目されている。