経営情報学科2年生の阿部 将成君が昨年11月に行われた日商簿記検定１級試験を受験し、合格しました。
　阿部君は、高校2年生のときに日商簿記検定２級に合格していますが、2級と1級では難易度が大きく異なり、1級の平均合格率は10.5％。阿部君は本学に入学してまもなく試験勉強に取り組み、見事に難関を突破しました。
　試験では、①商業簿記、②会計学、③工業簿記、④原価計算の4科目すべてにおいて70％以上の得点が必要で、1科目でも40％に満たない場合は即不合格となるのでまんべんなく学習することが必要です。
また、1級合格者には、税理士試験の受験資格が与えられます。
　阿部君は税理士を志望しており、今後も税理士資格取得を目指し積極的に取り組んでいきたいと笑顔をみせてくれました。

【 日商簿記検定１級とは 】
　公認会計士?税理士などの会計系国家試験の登竜門と呼ばれる。1級に合格すると、大学程度の商業簿記?工業簿記?原価計算並びに会計学を修得している証明となる。
財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解できるようになるので、経営管理や経営分析に役立つ。
　試験は毎年6月と11月に実施され、平均合格率は１割ほどである。簿記系資格の最高峰とされる。